バスに乗り込み、美女平を出発。約50分程バスに揺られます。
バスに乗り込む際、天気は雲っていてガスも出ていたのですが・・・
↑正面に落差日本一の称名滝が!!
バスは名所近くで止まってくれて案内してくれますので、写真を撮ってみましたが、残念ながらガスのせいで白く霞んでうっすら見える程度。
天気がいいときはもの凄く綺麗な滝の落下を眺められるそうですが、残念。
さらにバスが勾配を登っていくと急に晴れてきて、標高も高くなって外気温も下がってきてるんでしょう、紅葉が!!
どうやら一番紅葉のいい時期に来れたようです。
富山市内は日中26°程だったのですが、全然気温が低いんでしょうね。
雲海も見えてきました。
立山連峰や雲海、紅葉を見ながら、気がつけばバスの終点、室堂にあっという間に到着。
この室堂駅で標高は2450mもあるんです!
気温はこの日の到着時点で12.4℃。
かなり寒いと聞いていたので、ジャケットとマフラーを念のため用意していましたが、陽射しがキツかったせいもあって、着なくても良いくらいでした(ちなみにTシャツ+長袖のシャツ+ジーンズでした)
この室堂は、立山黒部アルペンルートで有名な雪の壁『雪の大谷』があるところで、春に雪の壁の間をバスが走るシーンがよく写真などで見かけます。
さすがにこの時期はそんな面影は全くないですが(笑)
でも、スゴい高いところに来ているなという実感と、これ程高いところまで山登りせずに乗り物に乗って来られることに驚かされますね。
上の画像は、室堂ターミナルの展望台からの眺めです。
イイ眺めで、ここからも雲海が見えました。
展望台から山側を見た風景です。
ここから時間のある方は、みくりが池や地獄谷など、散策コースがいろいろあのですが、この日アルペンルートを抜けて帰路に向かうのであまり時間がなく、そそくさと先へ向かいます。
しかし、観光客がスゴイ多いですねぇ。
室堂駅からは、日本ではこのアルペンルートでしか乗ることのできないトロリーバスに乗車。
見た目はバスそのものですが、電車みたいに屋根の集電装置から電気を拾ってモーターで走ります。
乗り味バス、でも走行音は電車という不思議な乗り物です。
画像の通り、全区間トンネルなので、景色を楽しみことはできませんが、豪雪地帯を走行するので雪の影響を受けずに済むのと、環境に配慮してトンネルを走っているんだそうです。
これからこのトロリーバスで約10分、大観峰に向かいます。
大観峰駅からはまたロープウェイに乗り換えです。
駅には標高2316mの表記が!!
室堂から少し標高が下がりましたが、以前2000mオーバーの高地です。
ロープウェイが登ってきました。
断崖絶壁に位置する大観峰から下を眺めると、素晴らしい紅葉が!!
このロープウェイ、7分程乗りますが、ロープを支える支柱が1本もないのがスゴイですね。
一気に黒部湖の方へ向かって下っていきます。
見事な紅葉を眺めながら急激に下りて行きます。
素晴らしい景色は見てて飽きませんね。
緑色の湖面の黒部湖がいよいよ見えてきました!!
まもなくロープウェイの終点、黒部平駅です。
(次回に続く)