さて前回の続きを。
翌7日(日)は新潟から帰るのですが、ただ帰ってしまうのも面白くないし、ましては新潟には年1〜2回は来ているので、いつもとは違うルートを辿って帰ろうと、ちょっと遠回りして帰ることにしていました。
ということで、いつもよりかなり早めにスタート。
最初に乗ったのは、在来線ではなく新幹線!!
上越新幹線とき304号東京行に乗ります。
ちなみに初めての上越新幹線です。
燕三条あたりからはご覧のように雪があちこち見え一面雪景色に。
上越国境あたりは完全に真冬の景色。
寒さの厳しさを体感しました。
が、群馬県に入ると雪は全く見えなくなっちゃいました。
そして・・・
高崎駅で下車します。
高崎駅からは・・・
北陸新幹線あさま603号長野行に乗ります。
軽井沢のリゾートや上田城など、なかなか良い景色の中を走るんですねぇ。
で、あっという間に・・・
長野駅に到着です。
で、わざわざ新幹線を乗り継いで朝早く長野駅までやってきたのには訳がありまして・・・
快速リゾートビューふるさと南小谷行です。
全てはこの観光列車に乗るためだったんです。
ネットで調べていたときに、大糸線の景色がかなり美しいのでこの列車に乗るのがオススメだとあったんで、今回乗ることにしました。
一応快速列車なので、青春18切符でも乗車可能(別途指定席券が必要)なんですが、シートはご覧のように立派なもので、足元もグリーン車かそれ以上に広々としていて、これが特急じゃなくて快速なの?という位にデラックス!!
天井には運転席にあるカメラの前方の映像を映すモニターが数台あったり・・・
運転席の後ろにはフリースペースがあったりと、飽きさせない工夫があちこちに。
1号車の座席にこんなものが。
長野県のPRキャラクターの『アルクマ』という名前だそうですが、車両のあちこちにラッピングされていて、子供が喜びそう。
さてこの列車は9:46に長野に出発後、まず松本へ向かいます。
有名な善光寺平の絶景です。
段々畑もあり、なかなか良い景色です。
以前に数度ここを通ったことがありますが、何回行っても良い景色で感動します。
そして日本三大車窓の駅である姨捨駅に近づきますが、ここが有名なのはスイッチバックの駅だということ。
上の画像、右向こう側の長野から来たこの列車は一旦右手前の線路に入ってから左向こうの姨捨駅に入ります。
山の斜面で駅を作るスペースがなかったための苦肉の策でこういう構造になったそうで、駅に停車しない特急は、右向こうの長野からやってくると真っ直ぐ左手前側へショートカットして通過するんです。
リゾートビューふるさとは観光列車なんで、姨捨駅で停車。
しかも観光のために13分も停車してくれます。
姨捨駅で降りたことはこれまでなかったので、この機会にウロウロしてみることに。
割と普通に小さい駅舎ですね(苦笑)ただ綺麗に整備されてますね。特急しなのが通過していきます。知らない人が見ると、なんであんなところに列車が止まっているの?って思っちゃうんでしょうね。
さて姨捨駅の停車時間もあっという間に終わって発車。アテンダントのおばさん(おねえさんではありませんでした>笑)が車内販売の案内を始めたので、せっかくなので注文。注文したのは、栂池限定の雪どけサイダー。ちょうど喉が渇いたので、炭酸の喉越しが良く甘さも控えめでおいしかったんですが、たまたま見たラベルには、製造しているのが静岡の会社だったのでちょっと興醒め感が(汗)松本に近づいてくると、アルプスの山々、犀川、そして梓川との合流など、美しい景色が見えてきます。リゾートビューふるさとは窓も縦にかなり大きなものが付いているので、景色もバッチリ見えて楽しいですね。
そして11:20に定刻通り松本駅に到着です。この駅で進行方向が逆になるので、シートを反対に回転させます。20分以上停車時間があるので、一度ホームに降りて駅の売店を見てまわったりして時間を潰します。
(続きは次回に。)