我が愛機フィアット500S、手元に来てもう少しで7年ですが、かなり気に入っております。
洗車に行って綺麗になった愛機を見ていると、ますます愛着が湧いてきます。
もうサーキットも走ることはないと、街乗りの愉しさを求めて手に入れた我がチンクも、結局はたまにサーキットを楽しむことに。
でも遅いなりに楽しいクルマだということを実感!
このクルマの良さは、なんと言ってもまずはデザイン!
名車nuova500のオマージュなんで、元々古っぽいデザインなんで古さとは無縁のタイムレスなイメージ。
さらには現行モデルも長年モデルチェンジしていないので飽きない。
コレは日本車ではなかなか出せない魅力じゃないかな(と個人的に思います)
また設計が一昔前のクルマなんで、イマドキの現行車たちと比べてイジりやすい。
長年乗り続けてもイジる所がいっぱいで、クルマ弄り大好きな人間にはたまらない。
あと1トンを僅かに超える程度(1010kg)で割と軽い方なんで、パワーはターボで過給するとはいえ排気量が小さいので大したことないものの、それなりに楽しく走れちゃう!
エンジンサウンドも今時のクルマにはない結構主張してくるので楽しさを倍増させてくれる。
このクルマには間もなく来るであろう、電動車時代に2気筒ターボをマニュアルトランスミッションで操るという愉しさがある!!
それは一般道はもちろんサーキットでもそうで、遅いなりに楽しさはたっぷり!!
ま、サーキットを走った時だけはアバルトのエンジンパワーが欲しい、と思うのは正気なところですがね(苦笑)
で、この前走ったサーキットの走行も、最近は割と満足いく走りができてきたように思う。
振り返ってみると、フロントブレーキをアバルト595用に換装、155のお古のRAYS TE37にタイヤはDIREZZA Z3でサイズは195/50R15でグリップもギア比もバッチリ、足回りは普段乗りとルックスとコスパのバランスでLARGUS車高調で充分。
街乗りがメインなので、普段の乗り心地を考えてバネレートもLARGUSの前後5kgのままですが、サーキット走行の場合は減衰を目一杯硬くするだけでロールは少し大きめですが問題なく走れます。
サウンドと排気効率を考えてマフラーも交換し、RaceChip GTSで26psパワーアップ、またまた155のお古のレカロのフルバケを組めば、遅い500Sで満足いくサーキット走行ができるように仕上がりました。
前に乗っていた155と比べボディ剛性が数段良く、かなりしっかりしたボディシェルを持っているし、さらにはショートホイールベースなのでアンダーステアが格段に少ない。
ただ、それでもインフィールドセクションではアンダーが出るので、タイヤのエアセッティングでアンダーを消すとタイムがさらに上がって良い感じに。
で、お題のノビシロ、我が愛機には後どれくらいあるかな??
ま、この前の走行後の感想では、今の仕様ではおそらくもうそれほどノビシロはないように思うんですよね。
駆動系の新兵器を入れる来年春になるまでにもうひと伸びタイムアップしたいところですが・・・
街乗りメインのたまにサーキット仕様としてはかなり愛機も仕上がってきて気分も良いので、調子に乗ってセントラルにでも走りに行っちゃおうかなぁ!?